大阪市住吉区でゴミ屋敷の片付けをしました。
築30年以上の分譲マンションの一階部分で初めて見積に伺ったときにベランダ越しにゴミ屋敷がはっきりわかる状態でした。
今回ゴミ屋敷の片付けをするに至ったのは、玄関から悪臭が漏れ出ているクレームが頻繁にありましたが
住居人も高齢者でなかなかの曲者で頑固。まともに応対することもなかったそうです。
ごみの種類も食べ物ゴミが大半。腐って真っ黒になった何かわからない食べ物が床一面から山済み状態です。
そこが悪臭の発生源でゴキブリの大好物なので集まるようになった。
しかし近年では部屋の玄関の隙間からゴキブリが流出して近隣への被害がでていたようで、マンションの住人が一丸となり
裁判の準備をしていました。
しかし、軽度の認知症を診断されていたので介護保険等の手続きをしていた地域包括の担当者が自宅を訪ねると返事がなく
ドアに鍵が掛かっていなかった為、開けるとゴミに埋もれて倒れていた住居人が発見されたわけです。
救急車で病院に運ばれ幸い発見が早く命に別状はありませんでしたが、そのまま介護施設に入居する事になりました。
そうなると長年住んでいた住居のゴミ問題を解決するしかないので地域包括の担当者と近隣住人の説得によりなんとか施工。
作業日に住居人本人にも立ち会ってもらいごみと仕分けした不用品の中身も確認もしてもらいましたが
認知症の事もあり、悪戦苦闘でした(;^ω^)
最後はゴキブリの防駆除も施し完了です。
施工前
施工後