あすかるの岡本です。
豊中市で孤独死後の特殊清掃とゴミ屋敷の片付けをしました。
依頼者は物件の大家さんで、故人の身寄りがないために行政機関に相談して、弊社を紹介してもらって、現地で大家さんと会いました。
見渡すと建物の中の状態が非常にひどくて、玄関から入るのも一苦労しました。
1階、2階全部で5部屋ありました。すべてがモノや生ごみ関係で漏れている状態。故人は階段の途中で寄り掛かるように亡くなっていたようでした。60代の女性の方で20年以上ここに住んでいたそうです。大家さんの話によると、昔は人当りも良く会えば会話もしていたのですが、近年は家賃もずっと払うこと無く、関係も良くなかったそうでした。大家さんもすごく気の毒ですが、結構な費用がかかることもあり処分代金を極力少なくできるように、施工としましては処分ではなくてリサイクル、リユースで工夫させていただきました。あすかるでは普段一番よく作業させていただく福祉住環境整理(介護整理)などの生活整理や遺品整理の時とは状況が異なり、お部屋でお亡くなりになっていると強烈な死臭等が家財道具、建物すべてに吸着してしまいます。そうなるとリサイクルやリユースしたくても、臭いの問題がありすることが出来なくなってしまうケースも多いのです。
入念な消毒からの特殊清掃を施し、中のゴミ屋敷の片付け作業開始しました。
2日間の作業でトラック10台分程度の搬出を終え、大家さんも一安心したようでした。
作業前
消毒写真
完了後