遺品整理・生前整理・生活整理のあすかる

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片付けは大変

あすかるスタッフの林田です。

実家のご遺品整理などのご依頼を頂いた場合、家財道具の量が多ければ、やはり金額もそれなりにしてしまいます。これが1ルームなどであれば、家財道具も多くありませんので、貴重品の捜索も比較的容易ですし、ご自身たちで片付けるにしても、自治体の定期ゴミ回収や粗大ごみ回収を利用すれば費用も安くすますことができます。しかし、これが一軒家になると、なかなか手に負えるものではありません。亡くなられたご本人様の物だけでなく、そこに住んでおられたご家族様の物まで丸々残っているケースがほとんどです。とても、ご自身とその身の回りの方で片付けても、数週間はかかってしましいます。また、思っているよりも仕分けをするのは大変で、これは可燃物、資源リサイクル、燃えないゴミなどという風にしていると、脳が思ったよりも疲れてしまいます。体力的に疲れるのは言うまでもありません。私たちも仕事としてやっているので、大勢で片付けて、勢いで終わらせることもできますが、これが自身の片付けやボランティアということになってくると、話は別で疲労感で思うように片付けられないというのが現実です。「人間起きて半畳寝て一畳」とはよく言ったもので、実際に暮らすのに必要なものはたかが知れています。年齢が高くなると体力も低下して、脳の働きもやはり低下してしまいます。体力があるうちに、生活の身の丈に合わせて、家財道具は整理していくのがベストです。ご家族が増えて家財道具は増えるわけですが、今度お子様が成長されて家を出て行かれたら、やはり元のように家財道具を減らすのが自然なことです。残された方がご負担を背負わさされることのないよう、元気なうちに身の回りの物を整理整頓するのは賢い生き方だと思います。

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