あすかるスタッフの山村です。
ご遺品の整理などの場合、見積もりをとられた後、自分たちで思うよりはるかに高額なんだと気づく人は多いです。特に、自治体の粗大ごみ回収などと比較すると、やはり金額が高いことにびっくりされる方は多いようです。自治体の粗大ごみ回収には税金も入っていますし、住民全員を相手にしていますので、効率的に回収できるなどのことがあるため、あのような金額で運営が可能なわけです。民間企業があの金額で請け負うと、まず会社としては存続していけません。ちなみに安くする方法はあります。こまめに自治体のごみで出す。自分たちで搬出できるものは、自分たちで粗大ごみにだす。あらかじめ仕分けしてゴミ袋に梱包しておく。(但し、ゴミの仕分けルールを守らないで、梱包するとやり直しなので意味はありません。自治体の古紙回収・衣類回収を利用する。その他に自治体によっては、ゴミ処理場に直接持ち込めるところもあるので、自分で搬入するなどの方法があります。これらを実践するには気力・体力・時間が必要になります。
気力 家丸ごとの仕分けをするのは結構しんどいです。気力が充実していないと、すぐ心が折れます。
体力 重い物を運搬することはもちろんですが、長時間作業する体力も必要です。
時間 時間が無いと、まず作業ができません。皆さんが考えておられるより、はるかに時間がかかります。
このように、気力も体力も時間もある方はいくらでも安くすることができます。後は、自分の資力と、それらを比べての費用対効果になりますので、そこら辺を十分に考慮されて見積もりを吟味してみてください。